2017-10

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追憶

実に、20年ぶりくらいだろうか。
幼少の頃によく訪れた飛鳥山公園に、昨日行ってきた。

緑で囲まれた丘陵に、一歩ずつ石段を上がって入ると、そこは広場。
様々な遊具で遊ぶ子供たちの姿があった。

丘の反対側まで歩くて行くと、路面電車の走るのが見えた。
この路面電車に乗りたいと、かつて何回せがんだことだったか。
困り果てた挙句、怒鳴った父親の姿が、今また思い起こされる。

それから、広場にあったベンチに腰をかけた。
何せ20年ぶりだ。
かつて通ったはずのこの場所はもはや、全くの別世界であった。
以前見たことがあるのか、そうでないのかは、分からない。

すべり台に乗ろうとする子供を、支えてあげてるお父さん。
子供の顔が、ゆるくほころぶ。
そういえば、自分の父もよく、こうしてくれたっけ。
甘えん坊だったからなぁ。

ふと目の上が、熱くなってきた。
こみ上げるこの気持ちは、どのように解釈したらよいのだろう。
懐かしさ、愉快さに混じって、どこか悲しさや寂しさのようなものもあった。

私は今、25歳。
ここまで来る間、いろんなことがあった。
どちらかといえば、辛いことの方が多かったように思う。

でももっと辛かったのは、両親の方だったかもしれない。
弱気になったり、すねたり、反抗したりする私をここまでにしてくれて。

この場所で自分をおぶってくれていた父の背中も、今となってはずいぶんと小さくなった。
それでも今も、私のことを支えてくれている。

20年前の私と、今の私。
そして20年前の両親と、今の両親。
これまであまり考えてこなかったこの時間というものを、ここに来て何となく認識できたような気がする。
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テーマ:今日の独り言 - ジャンル:日記

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