2017-10

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修士論文

もうそろそろ12月、理系大学院修士課程の学生が例外なく
修士論文というプレッシャーに襲われ出す時期である。
私は昨年がその時期であったが、やはり苦労した。
一切の参考にはならないだろうが、思い出話くらいの感覚で私の体験談を書こうかと思う。

まず諸説明をしておこう。
論文の提出締め切りは1月末日で、発表会はそれから約二週間後。
それ以外にも1月の20日前後に題名と発表要旨の締め切りがある。
多少の相違はあれ、この辺のシステムはほぼどの大学院でも共通しているのではないだろうか。

枚数規定などは特に無かったが、少なくとも50ページくらいないと何だか物足りないように思う。
100ページくらいはないと、という人も中にはいるだろう。

私は化学を専攻しているのだが、12月というのは本当に忙しい。
修論ももちろんのことながら、3月にある学会の申し込みやら要旨やらも
この時期に書かねばならない。
加えて私は、まあ簡単にいうと学生やりながらお給料がもらえる制度があるのだが、
それを申請しており、この選考が行われるのも1月の半ばだったのだ。

ヘレン・ケラーではないが、三重苦と呼ぶべき状況だ。
どれも削ることはできない。
ともかく、一番時間のかかる修論をこつこつ書いていくしかない。

12月の始めくらいくらいから原稿を書き出した。
まず考えねばならないのが、構成だ。
これは、序論、実験および結果(二編)、考察という流れにした。

ここで、私自身の重大な欠陥に気付く。
基本的に、順序通りにしかことを運ぶことができないのだ。
つまり、序論を仕上げないと先へ進めないのだが、序論を書くのは難しい。
何故なら、全体的な概念の説明と自分の研究の位置づけをすべき部分であり、
抽象的すぎて何から書けばいいか分からないことが多いのである。

気付くと、1月に入っていた。
まばらに書かれた原稿が、10ページにも満たないという悲惨な状況である。

指数関数的に増大する焦燥を無視するかのように、いたずらに時間は過ぎていく。
やがて、上記の事項、すなわちお給料制度の面接と学会発表の要旨締め切りが迫る。
とにかくこれらを片付けるしかなく、これにより修論執筆は一時おあずけ状態となった。

いよいよ残り1週間。
枚数は、実質15ページ弱。
これは、いよいよピンチである。

もう、焦ってる場合ですらない。
半ば開き直って画面に向かうと、ある変化が起こったことに気付く。

書くべき文章が、見えるのだ。
画面の後ろに、A4くらいの紙があって、そこに文字が書いてあるような感覚である。
大げさなようだが、極限状態に入りかけたその状態は明らかに何かが今までとは違っていた。

私は10月には投稿論文を一通り書いていたのだが、このことも修論作成を後押しした。
実験をまとめたものが形としてあるわけで、あとは自分で書いた文章をまた和訳して書くだけ。
これには本当に助けられた。

そうこうして、提出日を迎えた。
論文はというと、無事仕上がった。
しかも、たった一度の徹夜もなしで。

ページ数は、54ページだったかな。
若干少ない感はあるが、最後の一週間で都合30ページ以上書いたことになるわけで、
我ながらこれは奇跡としかいいようがない。

本当にしんどかったが、今となってはいい思い出である。

これから書くM2のみなさまへ

実験項など、確実に書けるところからどんどん書いちゃってください。
それ以外も、あまり迷わず、とにかく書くべきだと言っておきます。

追い詰められれば底力は沸いてきますが、あまりお勧めはしません。
私のようになるので、ね。

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テーマ:大学生活 - ジャンル:日記

コメント

わーい!

私のために修士論文の記事を書いてくれてありがとうございますー!
鯉蔵さんは私よりよっぽど忙しい思いをしていたことがよーくわかりましたー♪
私も、忙しい忙しいばっかり思ってないで少しずつ課題を消化していきたいと思います!

この時期

このような立場で忙しくない人などいませんよね。
もちろん、論文書く立場の人が圧倒的に忙しいわけなんですが。

どれも切れない問題、というのは逆にどれも切る必要のない問題。
つまりは、迷わずやるべき問題ということですな(笑)。

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大学院博士課程を経て民間企業に在籍中。
この4月で29歳になりました。

鯉蔵

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